【12月14日 AFP】バドミントン、BWFワールドツアーファイナルズ(BWF World Tour Finals 2019)は13日、中国・広州(Guangzhou)で男子シングルスの1次リーグが行われ、世界ランク1位の桃田賢斗(Kento Momota)は21-14、21-14でインドネシアのジョナタン・クリスティー(Jonatan Christie)を下し、今季11個目のタイトル獲得に向けて難なく準決勝進出を決めた。

 ストレート勝ちで今大会3連勝を記録した25歳の桃田は、2019年シーズンは世界バドミントン選手権大会(TOTAL BWF World Championships 2019)で優勝するなど、まさに敵なしの強さを発揮しており、次戦の相手で世界19位の王子維(Tzu-wei Wang、台湾)に勝利するのもほぼ確実とみられる。

 一方、リオデジャネイロ五輪の王者で地元中国勢のチェン龍(Long Chen、チェン・ロン)も4強入りを果たし、14日に行われる準決勝ではインドネシアのアンソニー・ギンチン(Anthony Sinisuka Ginting)を迎え撃つことになった。

 女子シングルスでは、世界1位の戴資穎 (Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)が21-14、21-9でタイのブサナン・オングブンルングパン(Busanan Ongbamrungphan)を下し、奥原希望(Nozomi Okuhara)との準決勝に駒を進めた。

 もう一つの準決勝では、中国の陳雨菲(Yufei Chen、チェン・ユーフェイ)と山口茜(Akane Yamaguchi)が激突する。(c)AFP