【12月13日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は12日、前コミッショナーのデビッド・スターン(David Stern)氏が脳出血に襲われて緊急手術を受けたと発表した。容体に関する詳細は明らかにされていない。

 NBAはコメント文を発表し、「NBAの名誉コミッショナーであるデビッド・スターンが本日、突然の脳出血に見舞われて緊急手術を受けた。われわれの思いと祈りは、デビッドとご家族と共にある」と述べた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNによると、77歳のスターン氏は米ニューヨークのレストランで倒れ、搬送先の病院で手術を受けたとされている。

 スターン氏は2014年まで30年間にわたりNBAのコミッショナーを務め、アダム・シルバー(Adam Silver)氏に職を引き継いで退任した後は、「名誉コミッショナー」の肩書が授けられた。

 その在任中には新たに7チームが加わり、6チームが移転したほか、リーグの収益も劇的に増加。2014年にはバスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)、2016年にはFIBA殿堂(FIBA Hall of Fame)入りを果たした。(c)AFP