【12月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は11日、グループD第6節が各地で行われ、ユベントス(Juventus)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が得点を挙げ、敵地でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)を2-0で下した。

 チームの勝利に貢献したロナウドだが、この日はピッチに入り込んだファンに2度も出くわすことになった。

 ユベントスのユニホームと帽子を着用したファンから温かい抱擁を受けたロナウドは直後、バイアレーナ(BayArena)のピッチを駆け抜けた黒い服を着た他のファンからセルフィー(自撮り写真)を求められた。ロナウドは怒りの反応を見せ2人目のファンを押しのけると、その後は警備員が間に入った。

 この一件で肩を痛めた様子のロナウドは「良い気分だし、いら立ちは過ぎ去った。チームの調子は良い」とコメントした。

「チームは後半に良いパフォーマンスを見せた。全員が良くなっているところで、きょうは個人的にも良い感覚でプレーでき、より自信を持つことができた。これを続けられればうれしい」

 ロナウドは75分、途中出場のパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)のクロスを押し込み、自身が持つ大会の最多得点記録を更新する通算128ゴール目をマーク。これが今大会では2点目となった。

 すでに首位通過を決めていたユベントスは、後半アディショナルタイムにもゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が追加点を挙げ、グループステージ最終節を白星で飾った。(c)AFP