【12月12日 AFP】イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)は11日、解任したカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)前監督の後任として、ジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)氏を招聘(しょうへい)した。ガットゥーゾ氏は現在のナポリの順位7位は「みっともない」とコメントしている。

 アンチェロッティ監督は10日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)でKRCヘンク(KRC Genk)戦に4-0で勝利してクラブを16強に導いたものの、解任の憂き目にあった。

 ガットゥーゾ氏は昨季、ACミラン(AC Milan)でチャンピオンズリーグの出場権を逃し、シーズン終了後に指揮官の座を退いていた。

 イタリア代表として2006年のW杯(World Cup)で優勝を経験したガットゥーゾ氏は、「目標は勝ち点を取り戻してチャンピオンズリーグに出るポジションに戻ることだ」と意気込みを語った。

「ハードワークをしてポイントを奪い返し、この難局を切り抜ける必要がある」「現在の7位という順位はナポリにとってみっともない」

 現役時代にミランでアンチェロッティ監督の指導を受けた41歳のガットゥーゾ氏は、8年間でチャンピオンズリーグ優勝を2度、セリエA優勝を1度果たしている。

「アンチェロッティは自分にとって父親みたいなもの。彼は常に私に寄り添いサポートしてくれた。彼はすべてを勝ち取ってきたが、私には証明しなければならないことがまだたくさんある」

 チャンピオンズリーグでは生き残ったものの、ガットゥーゾ氏は難しいタイミングでナポリの監督に就任した。ノックアウトステージの組み合わせ抽選会は、16日に行われる。

 昨季リーグ2位のナポリは、首位インテル(Inter Milan)とは勝ち点17差、さらに重要なことに、来季のチャンピオンズリーグ出場の最後の1枠である4位のカリアリ(Cagliari Calcio)とも同8差がついている。

 ガットゥーゾ氏は4月にミランとの契約を延長していたものの、最終的には5位に終わり2013-14シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場権を逃したため、サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)を去った。

 なお、英メディアはウナイ・エメリ(Unai Emery)監督を解任したアーセナル(Arsenal)とマルコ・シルバ(Marco Silva)監督を解任したエバートン(Everton)のイングランド・プレミアリーグ勢が、チャンピオンズリーグを3度制しているアンチェロッティ監督の手腕に注目していると報じている。(c)AFP