【12月11日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は10日、グループF第6節が各地で行われ、 ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)はホームでスラビア・プラハ(Slavia Prague)に2-1で競り勝ち、インテル(Inter Milan)を抑えて決勝トーナメント進出を決めた。

 決勝トーナメント進出には今節でインテルを上回る結果を残す必要があったドルトムントは、前半と後半にジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)とユリアン・ブラント(Julian Brandt)が得点をマーク。首位FCバルセロナ(FC Barcelona)に1-2で敗れたインテルに3ポイント差をつけ、2位で16強に進むことになった。

 決勝点をマークしたブラントは、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトに「安堵(あんど)や疲労、喜びなど、いろんなものが入り交じっている。相手は非常に良いプレーをしていた。積極的に前線からプレッシャーをかけ、いくつかチャンスもつくられた」と語った。

 ドルトムントは終盤にユリアン・バイグル(Julian Weigl)が2枚目のイエローカードを受け、残り15分ほどは10人での戦いを強いられた。さらに、相手に決定機を与えるなど肝を冷やす時間もあったが、好セーブを連発したGKロマン・ビュルキ(Roman Burki)の活躍もありなんとか勝ち点3を手にした。

 43分に同点弾をマークしたプラハのトマシュ・ソウチェク(Tomas Soucek)は、「自分たちのパフォーマンスを誇りに思う」とコメントした。「僕らは自分たちのプライドのためにプレーし、全力を尽くした。試合後には(ドルトムントDFの)ルカシュ・ピズチェク(Lukasz Piszczek)に、これほど見事なプレーを見せるチェコのチームは初めて見たとほめられた」 (c)AFP