【12月11日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は10日、グループE第6節が各地で行われ、王者リバプール(Liverpool FC)はナビ・ケイタ(Naby Keita)とモハメド・サラー(Mohamed Salah)の得点でレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)を2-0で下し、16強入りを果たした。

 決勝トーナメント進出のためには引き分け以上の結果を残す必要があったリバプールは、勝利で16強入りを決め、この日KRCヘンク(KRC Genk)を4-0で下したナポリ(SSC Napoli)を抑えて首位通過を果たした。

 リバプールは決定機を多く迎えるもサラーが決めきれず、60分近くは危ない橋を渡ることになったが、ケイタの先制点で落ち着きを取り戻すと、サラーが角度のないところから絶妙なシュートを流し込んだ。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、2分間で2ゴールを奪ったチームの「強度」を称賛しつつ「なんてチームだ」と語った。「選手たちはとても懸命にプレーした。難しい試合だった」

「後半、相手はわれわれの強度に対処できていなかった。チームは素晴らしい2ゴールを挙げたが、6、7点は奪えたかもしれなかった。そうなっていればクレイジーだっただろう。勝ち上がりを決められたし、試合にも勝った。すべてが順調」

「ボールを保持しているときは、簡単なチャンスを決められなかった。そうしていると、モー(サラーの愛称)がきょう最も難しい状況の中からゴールを奪い、あの得点が生まれた」 (c)AFP