■2人の運命は孟被告の審理次第

 一方、海の向こう側で拘束されているコブリグ氏とスペーバー氏に対する尋問は何時間にも及び、拘束後、最初の6か月は就寝時にも照明をつけられたままだったと関係筋は伝えている。面会が許されているのは領事のみで、1回当たり30分だという。

 カナダの元中国大使ギー・サンジャック(Guy Saint-Jacques)氏によると、コブリグ氏は北京にある拘置所の1部屋で約20人と共に、スペーバー氏は遼寧(Liaoning)省丹東(Dandong)で18人と共に収容されている。外に出られるのは1日15分だけだ。

 家族からの写真やメッセージは大使館職員が大声で読み上げてから、中国当局に手渡される。だが、それをコブリグ氏とスペーバー氏が受け取っているかは不明だ。コブリグ氏については逮捕から1週間は、本の差し入れさえ拒否されていた。

 両氏は国家機密窃取の容疑をかけられているが、正式に起訴はされていない。

 専門家によると、コブリグ氏とスペーバー氏の運命は孟被告の今後の処遇次第だという。孟被告の審理は1月に開始する予定だ。(c)AFP/Laurent Thomet and Eva Xiao