【12月12日 CNS】初冬を迎えた中国・甘粛省(Gansu)酒泉市(Jiuquan)アクサイ・カザフ族自治県(Aksay Kazakh Autonomous County)で、「高原の精霊」と呼ばれるチベットカモシカの群れが現れた。この地域で確認されるのは珍しく、雪山の中を自由に走り、食べ物を探し求めていた。

 チベットカモシカは中国国家2級保護動物。標高300から5750メートルの高山・草原で生息し、「高原の精霊」と呼ばれている。

 アクセイ・カザフ族自治県は近年、甘粛省と青海省の境界にある祁連山一帯の環境保護に力を入れており、野生動物の保護につながっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News