【12月9日 AFP】2019-20アルペンスキーW杯は8日、米コロラド州ビーバークリーク(Beaver Creek)で男子大回転第2戦が行われ、米国のトミー・フォード(Tommy Ford)がW杯初勝利を挙げた。

 30歳のフォードは見事な滑りで1本目トップに立つと、2本目もミスなく滑って1分14秒85をマーク。合計2分31秒25で、ヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen)とレイフクリスチャン・ホーゲン(Leif Kristian Nestvold-Haugen)のノルウェー勢を2位と3位に抑えた。

 1本目3位のクリストファーセンが2本目に1分15秒42を出し、2分32秒05で暫定トップに立ったが、フォードはそれを上回ってキャリア初の表彰台に上がった。10月にオーストリアのゼルデン(Solden)で行われた今季初戦で4位に入り、今回ついに壁を破った。

 その初戦を制したアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)は、今大会ではフォードから3秒65遅れた合計2分34秒90で17位にとどまった。(c)AFP