【12月8日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは7日、第16節の試合が行われ、首位リバプール(Liverpool FC)はボーンマス(AFC Bournemouth)に3-0で快勝。2位とのポイント差を11とした。

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、試合を支配して勝利したことで10日に控えるレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)に向けて理想的な準備ができたと話した。リバプールは敵地で引き分け以上の結果を残せば、決勝トーナメント進出を決めることができる。

 前半にアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)とナビ・ケイタ(Naby Keita)が得点を記録したリバプールは、後半にモハメド・サラー(Mohamed Salah)が3点目を決めてボーンマスの反撃の望みを絶った。

 選手はさらにゴールを奪おうとしていたが、この時点で指揮官の視線はオーストリアでのザルツブルク戦に切り替わっていた。

「完璧だった。100パーセント満足している。素晴らしい得点を決めてそれ以上のチャンスを作った。とても良い内容だったし、相手にとって本当に嫌なチームだよ」

「3-0になってからは絶対的に試合を支配した。選手はそれをあまり気に入っていなかった。彼らは前に前に出たがったが、私は不必要なリスクを取りたくなかった。最高にエキサイティングではなかったかもしれないが必要なことだ」

 リーグ戦16試合で15勝目を挙げたリバプールは、8日にアストン・ビラ(Aston Villa)と戦う2位レスター・シティ(Leicester City)との勝ち点差を11とした。

 なお、リバプールにとってこの試合は公式戦では9月以来となる無失点だった。

「正直なところそれ(無失点)がどういう感覚なのか忘れてしまった」と話したクロップ監督は、「素晴らしい。それは控室で私が最もよく口にする言葉だからね。完封、完封、完封とね」 (c)AFP/Ian WINROW