【12月8日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは7日、第16節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とのダービーに1-2で敗れ、首位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差は14となった。

 なお、この試合ではユナイテッドのフレッジ(Frederico Rodrigues de Paula Santos 'Fred’)とジェシー・リンガード(Jesse Lingard)が人種差別の標的となり物議を醸している。シティは人種差別行為が認められたサポーターに対し「断固とした」措置をとると発表。フレッジはまた、CKの際に物を投げつけられている。

 アウェーでマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)とアントニー・マルシアル(Anthony Martial)が得点を記録したユナイテッドは、終盤に攻め込まれてニコラス・オタメンディ(Nicolas Otamendi)に1点を許したものの、シティに今季4度目となる土を付けた。

 シティとの勝ち点差は8あるものの、5位に浮上したユナイテッドは4位チェルシー(Chelsea)に同5差に迫り、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権獲得レースに名乗りを上げた。

 ユナイテッドを率いるオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、「シティがわれわれよりもかなり先を行っている様子を目にするのは気分が良いものではない。彼らは世界最高のチームだ。だがきょうはいくらか尊厳を保つことができた」と勝利を喜んだ。

 リバプールとのポイント差が大きく開いたため、現時点でシティの優先順位はトップ4の維持と、公式戦で9試合連続で失点しているディフェンスの立て直しに限られるかもしれない。

 シティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、「チームのプレー内容は気に入っている。普段よりもカウンターを食らった場面が多いが、スピードのあるユナイテッドであればコントロールするのは不可能だ」とコメントしている。

「勝てないときもあるし、相手が上回っていれば負ける。すべてのリーグ戦で勝つのは普通のことではない」

 また、グアルディオラ監督はシティの人種差別に対する発表への支持を表明している。

 試合後半には、シティのファンがCKに向かうフレッジに向けて猿のまねをしているシーンがあった。スールシャール監督はフレッジとリンガードがこの行為の影響を受けたというが、問題はファンにあり、シティは罰せられるべきではないとした。

「代わりに教育しろとでも言うのか? シティのせいではない。それは彼の責任だ。サッカークラブとしてのシティとはまったく関係ない」

「彼の姿はカメラに捉えられているし、彼は二度とサッカーのグラウンドに立ち入ることを許されてはならない。受け入れることはできない」 (c)AFP/Kieran CANNING