【12月7日 AFP】2019-20アルペンスキーW杯は6日、カナダ・レイクルイーズ(Lake Louise)で女子滑降第1戦が行われ、スノーボードとの二刀流選手であるチェコのエステル・レデツカ(Ester Ledecka)がW杯初勝利を飾った。

 2018年平昌冬季五輪のスノーボード女子パラレル大回転とアルペンスキー女子スーパー大回転で金メダルを獲得した24歳のレデツカはこの日、厳しい天気に見舞われる中で1分31秒87のタイムで優勝を果たし、冬季スポーツにおいてまた新たな歴史をつくった。

 スイスのコリーヌ・スッター(Corinne Suter)が2位、オーストリアのステファニー・ベニエール(Stephanie Venier)が3位に続き、米国のスター選手であるミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)は10位に終わった。

 米コロラド州ビーバークリーク(Beaver Creek)で行われた男子スーパー大回転第2戦では、スイスのマルコ・オデルマット(Marco Odermatt)がW杯初優勝を飾った。

 ジュニアの世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships)で大回転を制した実績を持つオデルマットは、今回の難コースを1分10秒90でフィニッシュした。

 ノルウェーのアレクサンデル・オーモット・キルデ(Aleksander Aamodt Kilde)が2位に続き、レイクルイーズで行われた同種目第1戦で優勝したオーストリアのマティアス・マイヤー(Matthias Mayer)が3位に入った。(c)AFP