【12月10日 CNS】中国・江西省(Jiangxi)吉水県(Jishui)烏江鎮(Wujiang)で2日、5000年前の遺跡を空から撮影した。

 江西省の文化財係官は先日、中国人民大学(Renmin University of China)の研究者とともに同地で「環壕(Huanhao)遺跡――盆形地(Penxingdi)遺跡」を発見した。これにより、江西省吉泰盆地における人類の活動を現在から約5000年前までさかのぼることとなった。

 遺跡は恩江(En River)の北岸にある稻田の中央に位置し、平面的には方型の形状で、高さは周囲の稲田より約5メートル高く、一つの辺の長さは約120メートルある。遺跡の面積は環状の濠を含めて約2万平方メートル、保存状態は良好だ。遺跡が現れた地帯は地表から5から10センチメートルの深さにあり、原生の堆積物が見られ、堆積土は固く密で、分層がはっきりしており、大量の赤く焼けた土と炭の粒が混じっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News