【12月12日 CNS】「国際障害者デー」の今月3日、騰訊雲(テンセントクラウド、Tencent Cloud)と「情報無障害研究会(Accessibility Research Association)」は、共同で「テンセントクラウド視覚障害開発者支援計画」を発表した。この計画は、テンセントクラウドのAI技術とクラウドサービスを利用して視覚障害開発者に技術的・資源的サポートを提供し、視覚障害者が情報化社会に溶け込み、個人の価値を実現するのを助けることが目的だ。

 現在、中国には1700万を超える視覚障害者がいる。彼らはインターネットを通して、より便利に社会に触れ、情報を得ることができる。しかし、インターネット製品の情報バリアフリーのレベルは低いため、写真や動画の扱いは制限を受ける。同時に、より多くの視覚障害者が開発者としてプログラミングとソフト製品開発を学習することで、視覚障害者の需要を満足できる製品を作り出すことが可能だ。ただ、技術力と資金力には限りがある。

 中国国内の一部の視覚障害者用製品に対し、テンセントクラウドは無料でAIサポートを提供する予定だ。この他、より多くの参加者に資源サポートを募り、製品技術と資源を結合するプラットフォームをつくり、製品のアプリケーションシーンと市場を開拓し、より多くの視覚障害者に使ってもらう、としている。

 テンセントクラウドのAI画像・文字識別力と画像記述力は、画像の朗読ソフトが多様化するデジタルコンテンツに対応できるよう助けることができる。製品開発の過程で画像と文字の識別機能を付加し、画像と画像の中の不規則なボタンやマークなどをAIエンジンに識別させることで、朗読効率を向上させ、視覚障害のあるユーザーの使い勝手を改善することができる。

 テンセントクラウドのAIは、ツール類アプリケーションがインターネット・リソースの整理統合から現実の生活までをつなげるものだ。AIの画像描写を通して、視覚障害者は人の手を借りなくとも説明書や紙製の名刺を閲読することができ、顔認証技術によって会ったことがある人間かどうか判断することも可能だ。

 IT企業の「北京保益」の創始者で自身が視覚障害者でもある曹軍(Cao Jun)氏は、情報無障害研究会とテンセントクラウドの力を借り、将来、テンセントクラウドの視覚障害者開発支援計画に参加し、視覚障害者もライブ中継の中に入っていき、ライブを利用して創業し貧困から抜け出てリッチになりたい、と話している。(c)CNS/JCM/AFPBB News