【12月6日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は5日、先日の試合で負傷したエデン・アザール(Eden Hazard)が右足首を骨折していることが分かったと発表し、同選手はFCバルセロナ(FC Barcelona)との「エル・クラシコ(El Clasico)」を欠場する見通しとなった。

 アザールは2-2のドローに終わった欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)戦で負傷した。前週に行われた試合後、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督はアザールについて「ひどい捻挫」だと話していたが、レアルは「打撲」と診断されたと発表していた。

 しかし精密検査を行った結果、骨折していることが判明。アザールは4~6週間の離脱になるとみられており、18日に行われる敵地でのバルセロナ戦を欠場する見通しとなった。

 レアルではDFマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)も左ふくらはぎを負傷しており、エル・クラシコを欠場する可能性が高い。

 しかし、得失点差で首位バルセロナに次ぐ2位につけているレアルにとって、一番の痛手はアザールの欠場だ。

 今年の夏、プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)から1億ユーロ(約120億円)の移籍金で加入したアザールにとっては、これが初めてのエル・クラシコになるはずだった。

 レアルは7日、ホームでRCDエスパニョール(RCD Espanyol)と対戦する予定。その後はチャンピオンズリーグのクラブ・ブルージュ(Club Brugge)戦、リーグ戦のバレンシア(Valencia CF)戦、バルセロナ戦とアウェーゲーム3連戦を控えている。(c)AFP