【12月6日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは5日、第15節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)はホームでブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に1-2で敗れ、公式戦では9戦連続未勝利となった。

 アダム・ウェブスター(Adam Webster)のゴールで先制されたアーセナルは、アレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)の同点弾で試合を振り出しに戻したが、80分にニール・モペイ(Neal Maupay)にヘディングで決勝点を決められた。

 フレドリク・リュングベリ(Fredrik Ljungberg)暫定監督のホーム初戦を飾れなかったアーセナルは、プレミアリーグで10位に沈んでおり、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権が与えられる4位のチェルシー(Chelsea)に10ポイント離されている。

 これでリュングベリ暫定監督が正指揮官に就任する可能性はほぼなくなり、試合終了の笛が鳴ると、この日も空席が目立ったエミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)のファンからはブーイングが飛んだ。

 ウナイ・エメリ(Unai Emery)前監督の解任後に迎えた最初の試合でノリッジ・シティ(Norwich City)と2-2で分けたアーセナルは、この日ブライトンに前半の45分間を支配され、ハーフタイムまでに2点以上リードされていてもおかしくなかった。

 指揮官交代による再生の兆しをまたしても見せられなかったリュングベリ暫定監督は「プレミアリーグではどんなチームが相手でも、前後半のどちらかを簡単にあげるようなことがあってはならない」とコメントした。

「前半は全くだめだった。受け身すぎで、動きも少なかった。ハーフタイムに話し合って戦術変更を行うと、20分間は、なりたかったチームになれていたように見えた」 (c)AFP/Kieran CANNING