【12月5日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は4日、アンス・ファティ(Ansu Fati)の契約解除金を1億ユーロ(約120億円)から1億7000万ユーロ(約205億円)に引き上げたと発表した。

 17歳のファティがトップチームとプロ契約を締結すれば、その解除金は4億ユーロ(約482億円)にまで跳ね上がるという。これは、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)がネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の獲得に要した2億2200万ユーロ(約267億円)という世界最高額の移籍金のおよそ倍となる。

「FCバルセロナとアンス・ファティは、改定された契約内容に合意した。これにより契約期間は2022年6月30日までとなり、2年間の延長オプションが付くほか、1億ユーロだった契約解除金は1億7000万ユーロに引き上げられた」と同クラブは発表した。

 8月、16歳298日というクラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを果たしたファティは、その後に行われたオサスナ(CA Osasuna)戦で同最年少ゴールをマークしている。

 それ以降、ギニアビサウ出身のファティはスペイン代表を選択しており、同国のU-21代表でも2試合に出場している。(c)AFP