【12月4日 AFP】地球温暖化がクリスマスツリーに大きな影響を及ぼしている──。フランス北部では、ヨーロッパトウヒやノーブルファーといったクリスマスには欠かせないマツ科の木の枯死が驚くべきペースで進んでおり、林業従事者らは状況の変化に適応する必要に迫られている。

 北ボージュ地方自然公園(Northern Vosges Regional Nature Park)の一区画でツリーの栽培を行うジャンルイ・マーシンカウスキ(Jean-Louis Marcinkowski)さんもその一人だ。春に植えた木の20%が枯れてしまったため、現在は北米産で、暑さにより強いミヤマバルサムモミという種類の木を試している。

 映像は11月22日撮影。(c)AFP