【12月4日 時事通信社】ロシアのプーチン大統領は3日、ロンドンで2日間の首脳会議を行う北大西洋条約機構(NATO)について「創設時に(加盟国は)12カ国だったのが、今や29カ国だ。加盟国の軍事費の合計は世界全体の70%超を占める」と指摘し、NATO拡大を批判した。ロシア南部ソチで開かれた国防関係の会合で語った。

 プーチン氏は、ソ連封じ込めのために創設されたNATOがソ連崩壊後も「存在しているだけでなく、発展している」と非難。一方で「われわれは一度ならずNATOとの連携を表明してきた」とも強調し、対テロなどの分野で協力する用意があると述べた。

 プーチン氏はこれまでもたびたびNATO拡大に不満を示し、ロシアの軍備増強を正当化する根拠としている。(c)時事通信社