【12月5日 Xinhua News】中国の天津大学(Tianjin University)が開発した「スマート図書ロボット」の試験運用が、同大学図書館で行われている。このロボットは書籍の正しい位置を見つけるだけでなく、読者の読書傾向を掘り下げて分析し、書籍の仕入れや配置場所を最適化できる。

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 スマート図書ロボットはナビゲーションや地図構築、無線測位など多くの技術を集約することで、自動・スマート化した図書点検を可能にした。また、高精度のセンサーデバイスを備えており、障害物を避けることもできる。

 今後はロボットアームを取り付けることで、書籍を自動で正しい位置に戻すことも可能になる。(c)Xinhua News/AFPBB News