【12月7日 CNS】中国を代表する名山・安徽省(Anhui)の黄山(Huangshan)が冬を迎え、見渡す限り雲が広がる「雲海」が頻繁に見られるようになった。水墨画そのままの世界をその目で見ようと、観光客が後を絶たない。

 11月29、30日は雪が降った後に空が晴れ上がると、朝方から雲と霧が一面に広がり、たなびく雲海の間から絶峰や奇岩が見え隠れしていた。

 昼頃に太陽の光が差し込んで雲海の霧と雲を照らすと、虹のような光の輪が浮かび上がる「仏光」が多くの石壁に現れた。夕方になり太陽が沈んでいくと輝く夕焼けが広がり、黄山でしか味わえない絶景が一日中続いた。(c)CNS/JCM/AFPBB News