【12月8日 CNS】中国・青海省(Qinghai)西寧市(Xining)のパンダ館では、雪が降る中、パンダがおいしそうに竹をむしゃむしゃと食べていた。11月30日の気温は氷点下4度まで下がったが、まるで気にしないように屋外で食事を楽しんでいた。

 チベット高原で初めてのパンダ館となるこの施設は、単体としては中国最大。現在、オスは6歳の和興(He Xing)、メスは3歳の円満(Yuan Man)、奇果(Qi Guo)と8歳の双欣(Shuang Xin)の計4頭が暮らしている。

 スタッフによると、パンダの生活に適した気温は26度から氷点下5度まで。丸々とした体形、体毛がフサフサしたパンダは寒さに基本的に強いが、氷点下5度以下になると暖房を入れ、スタッフがパンダの体調に気を配り、異常がありそうならすぐに必要な措置を取るという。(c)CNS/JCM/AFPBB News