【12月5日 CNS】中国・河南省(Henan)西平県(Xiping)に住む70歳の李東海(Li Donghai)さんは、個人で5階建ての「復興博物館」をつくり、石器や美術品など各時代の史料6万点余りを収蔵している。

 李さんは中学時代に名書を手に入れたのをきっかけに、数十年にわたりコレクターとして活動を続けてきた。2017年には、長年の夢だった博物館を完成させた。面積は1500平方メートルにおよび、コレクター仲間の史料も展示している。

 新石器時代の石刀・石おのから、秦・漢時代の仏像、清時代の皇帝の命令書、婚礼に使われたこし、さらに書画、磁器、びょうぶ、書籍まで6万点のコレクションの内容は多岐にわたる。そして、これらを無料で公開している。(c)CNS/JCM/AFPBB News