【12月2日 時事通信社】国際原子力機関(IAEA)は2日、ウィーンの本部で加盟全171カ国による総会を開き、アルゼンチン出身のラファエル・グロッシ氏(58)の事務局長就任を正式に承認した。就任は3日付で、任期は4年。7月に任期途中で死去した天野之弥氏の後任となる。

 イラン核合意や北朝鮮の非核化の監視など、「核の番人」とされるIAEAの課題は山積している。グロッシ氏は就任早々手腕が試されることになる。

 グロッシ氏は総会で、イランなどの査察について、対象国に不満を持たれることがあっても「厳格に行う」と表明。その後の記者会見では、イランを近く訪問する方針を示した。また、北朝鮮についても、政治的合意があり次第「即座に査察に入れる」と強調した。(c)時事通信社