【12月1日 AFP】19-20スペイン1部リーグは30日、第15節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は敵地でアラベス(Alaves)に2-1で辛勝し、暫定首位に浮上した。

 レアルは52分にセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のヘディングゴールで先制したが、そのラモスが不要なファウルでPKを与えると、ルーカス・ペレス(Lucas Perez)に決められ同点に追いつかれた。それでも69分にはダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)がこぼれ球を押し込み、これが決勝点となった。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)とアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)の直接対決を翌日に控える中、気迫で勝利をものにしたレアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、「われわれは最後まで戦い抜いた」と選手たちをたたえた。

 この結果、レアルはバルセロナと3ポイント差の暫定トップに浮上。トップ2より消化試合が一つ多い5位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とは6ポイント差となった。3位はセビージャFC(Sevilla FC)となっている。(c)AFP/Thomas ALLNUTT