【11月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、アーセナル(Arsenal)のウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が解任される中で、自身の右腕であり、近しい友人でもあるミケル・アルテタ(Mikel Arteta)アシスタントコーチが他の仕事の機会を考えることは自由だと語った。

 プレミアで活躍したアルテタ氏には、29日に明け渡されたアーセナルの指揮官の座やマルコ・シルバ(Marco Silva)監督が近いうちに解任されるかもしれないエバートン(Everton)での指導者就任のうわさがある。両クラブはともに、アルテタ氏の古巣となっている。

 敵地でのニューカッスル(Newcastle United)とのリーグ戦を翌30日に控える中で会見に臨んだグアルディオラ監督は「アーセナル首脳陣の考えについては分からない」「(アルテタ氏と)よく話はするが、彼の今後の計画については分からない」と語った。

「アーセナルが彼に声をかけるかも分からないが、われわれの下にとどまってくれることを願う。アーセナルが求めればクラブに連絡を入れるだろう」

 指揮官はまた、自身のスタッフに他のクラブから声がかかることはうれしく、その間に割って入ったりはしないと続けた。

 グアルディオラ監督は「選手やスタッフたちには何度も言っているが、自分のやりたいことは自由にやれるということだ」「私は今シーズンも一緒に、来シーズンも一緒に同じでいたいと思っているが、彼にとって何がベストかは分からない」とし、「とはいえ、あす彼はニューカッスル(Newcastle)に遠征する」と付け加えた。(c)AFP