【11月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が29日、チームが勝ち星から遠ざかっている中で解任された。しかし、就任からわずか1年半での出来事にも、同クラブを指揮できて「光栄」だったとしている。

 28日に行われたヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)のグループ第5節で、アーセナルが本拠地でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に1-2で敗れて公式戦7試合連続未勝利となったことを受け、48歳のエメリ監督はその職を解かれた。

 スペイン出身のエメリ監督はそれにもかかわらず、英ロンドンに拠点を置く強豪アーセナルを指揮できたことは「光栄」だったとの認識を示し、「いろいろな感情、素晴らしい瞬間、そしてより悔しい出来事に満ちた1年半だった」「しかし、このクラブのために選手たちと一緒に仕事をし、彼らのプロフェッショナル性に加えて個人の資質に触れ、自分がどれほど幸運であるか考えない日は一日たりともなかった」と述べた。

 アシスタントコーチのフレドリク・リュングベリ(Fredrik Ljungberg)氏が暫定指揮官を務めることになった中で、早くも次の監督候補にはイタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)前監督や、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)を率いているヌーノ・エスピリト・サント(Nuno Espirito Santo)監督らの名前が挙がっている。

 現役時代にはアーセナルなどでプレーしたリュングベリ氏は、自身のツイッター(Twitter)アカウントでチームの状況改善に懸命に取り組む決意を示し、「どれほどの期間にわたってアーセナルを監督することになろうとも、全力を尽くして再び笑顔を取り戻してみせる」「これから忙しい数週間が待っている。チームは皆さんの支援が必要だ。さあ、仕事にとりかかろう!」とつづった。

 アーセナルはジョージ・グラハム(George Graham)氏が指揮を執っていた1992年に公式戦8試合連続未勝利を経験しており、現在はそれ以来のワースト記録となっている。リーグ戦でも先月6日を最後に勝利から遠ざかっており、すでに上位4チームとの勝ち点も8差開いている。(c)AFP/Pirate IRWIN