【11月30日 Xinhua News】中国伝媒大学(Communication University of China)の「光明映画館」と上海市電影発行放映行業協会(上海市映画配給上映協会)が共同主催する「至愛映画館─バリアフリー映画観賞」プロジェクトが26日、上海市でスタートした。視覚障害者の隣に解説員を置かず、他の観客と同じように1人で客席に着き、ヘッドホンを装着して「観」賞してもらうという新たな試み。

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 ヘッドホンには音声ガイド機能が付いており、映画館は場面解説の音声をインストールするだけで済む。目の不自由な人もヘッドホンから流れる音声ガイドでスクリーンの場面を理解し、他の観客と変わらない映画体験ができる。(c)Xinhua News/AFPBB News