マンC親会社がムンバイ・シティ買収、傘下クラブが八つに
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【11月29日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)の持ち株会社、シティ・フットボール・グループ(CFG)は28日、インディアン・スーパーリーグのムンバイ・シティFC(Mumbai City FC)の株式を取得したと発表。グループが世界規模で展開しているネットワークの8番目のクラブは、インドとなった。
アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを拠点とするCFGは27日、同社の企業価値を48億ドル(約5250億円)と評価した米投資会社に自社株を売却し、5億ドル(約547億円)のキャッシュを手にしたと発表したばかりだった。
CFGはすでに米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFC(New York City FC、NYCFC)、オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ハート(Melbourne Heart)、Jリーグ1部(J1)の横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)、中国3部の四川九牛(Sichuan Jiuniu)、ウルグアイ2部のアトレティコ・トルケ(Atletico Torque)、スペイン2部のジローナ(Girona FC)を傘下に収めている。
アナリストは、ムンバイ・シティの株式の65パーセント取得は、CFGがサッカーをベースに地球規模のエンターテインメント・コングロマリットを形成したいという新たな意欲の表れだとしている。
なおCFGは、ムンバイ・シティ前オーナーのボリウッド俳優ランビール・カプール(Ranbir Kapoor)氏とボリウッド俳優たちのファンドマネジャーを務めるビマル・パレク(Bimal Parekh)氏が「残りの35パーセントの株式を保有し続ける」と明かしている。
カプール氏とパレク氏は、インディアン・スーパーリーグが発足した2014年に資金を投じ、ニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)氏やフレドリク・リュングベリ(Fredrik Ljungberg)氏、ディエゴ・フォルラン(Diego Forlan)氏といったスター選手を次々と獲得。さらに英国人監督のピーター・リード(Peter Reid)氏を迎え入れたものの、成功までは買うことはできなかった。
ムンバイ・シティは同リーグのプレーオフに2度進出しているものの、これまで一つもタイトルを獲得できていない。
同リーグの会長で、大富豪のムケシュ・アンバニ(Mukesh Ambani)氏を夫に持つニタ・アンバニ(Nita Ambani)氏は、今回の買収は「インドサッカーの新たな時代」の象徴だとして歓迎している。(c)AFP/Vishal MANVE