【11月29日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)アルシャー盟(Alxa League)アルシャー右旗のバダインジャラン砂漠(Badain Jaran Desert)で26日、モンゴル族のバイク愛好家ゴンチグスレンさんがバイクに乗り、世界一の高さを誇る砂丘の頂上、必魯図峰への最速到達に挑戦し、ギネス世界記録を達成した。

 過去の最速記録は同右旗の牧畜民、陶永明(Tao Yongming)さんが持つ6分2秒だったが、ゴンチグスレンさんはわずか2分11秒で到達した。

 必魯図峰は標高1600メートル余りで、標高差は約500メートル。アフリカのサハラ砂漠にある世界2位の砂丘より70メートル以上高く「砂漠のチョモランマ」と呼ばれている。

 地元アルシャー右旗出身のゴンチグスレンさんは24歳だが、運転歴はすでに8年。これまで53のバイクレースに出場してきた。今回の世界記録達成に向けて2年かけて準備をしてきたという。(c)Xinhua News/AFPBB News