【11月27日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby)に参戦するサンウルブズ(Sunwolves)は26日、新シーズンに向けた15人の登録メンバーを発表し、新たに元イングランド代表のCTBベン・テオ(Ben Te'o)らがチームに加わることになった。

 テオの他にはトンガのオネフンガ・カウフシ(Onehunga Kaufusi)やオーストラリアのジェイク・シャッツ(Jake Schatz)、ジョージアのジャバ・ブレグバゼ(Jaba Bregvadze)もサンウルブズでプレーすることが決まった。

 32歳のテオは、イングランド代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)の下で起用される機会が多かったが、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)の直前合宿で登録メンバーから外れた。その理由は、チームメートのFBマイク・ブラウン(Mike Brown)と乱闘騒ぎを起こしたためだと伝えられている。

 代表チームを離脱したテオは8月、フランスリーグ・トップ14のRCトゥーロン(RC Toulon)と短期間の契約を結んでいた。

 この日、15人のメンバーを発表したサンウルブズの大久保直弥(Naoya Okubo)新HCは、来年2月1日に福岡で行われるメルボルン・レベルズ(Melbourne Rebels、オーストラリア)との開幕戦までに、選手の数を最大45人まで増やすつもりだとしている。

「現状に満足しないハングリーな選手に来てほしい」とコメントした大久保HCは、スーパーラグビーは「向上心のある人が立つべき」舞台だと続けた。

 サンウルブズは今年3月、来シーズン限りでスーパーラグビーから除外されることが発表されている。(c)AFP