【11月27日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)のビリー・エプラー(Billy Eppler)ゼネラルマネジャー(GM)は26日、9月に左膝の手術を受けていた大谷翔平(Shohei Ohtani)がマウンドからの投球練習を再開できるようになったと発表した。

 25歳の大谷は、昨年10月に肘靱帯(じんたい)を再建するトミー・ジョン(Tommy John)手術を受けた。また今年9月には、マウンド投球の際に支障になっていた左膝の二分膝蓋骨(しつがいこつ)の手術も行い、肘のリハビリは中断を強いられていたが、その完了まであと3、4週間となっている。

 投手と打者の二刀流選手として2018年シーズンのア・リーグ新人王に輝いた大谷だが、今季は指名打者(DH)として106試合に出場し、打率.286、18本塁打、20二塁打、62打点、12盗塁を記録。MLB1年目では、投手として10試合に先発し、51回2/3を投げて防御率3.31、63奪三振という結果を残している。

 来年、大谷は二刀流として復帰する意向だが、エンゼルス側は同選手がシーズン開幕から投げられる状態でいることを期待しているかについては言及していない。来季のエンゼルスは、3月26日に開幕を迎える。(c)AFP