【11月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は26日、グループD第5節が各地で行われ、ユベントス(Juventus)はパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)の鮮やかなFKが決勝点となり、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を1-0で下して首位通過を決めた。

 イタリア王者ユベントスは、2試合を残した前節の時点ですでに16強入りを決めていたが、この日ホームでアトレティコを下したことで1位での突破が確定した。

 前半アディショナルタイム2分、ディバラは一見ゴールを決めるのが不可能に思える角度からFKを蹴ると、左足から繰り出されたキックはネットに突き刺さり、相手GKヤン・オブラク(Jan Oblak)はお手上げだった。

 一方のアトレティコは、ホームで行われるロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)との最終節で勝利すれば、決勝トーナメント進出を決めることができる。

 ユベントスのマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は、「ディバラは誰も薦められないゴールを決めたと思う」とコメントした。

「あの位置から選手がシュートを狙ったら、監督は『一体なんであそこから打つんだ!』とまず言うはずだ」「彼は並外れたことをやってのけた。拍手喝采に値した」「驚くべきスキルだった」

 膝をけがしていたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、前週末のアタランタ(Atalanta)戦を欠場し、その直前も2試合連続で途中交代していたが、この試合で復帰しフル出場を飾った。サッリ監督は「膝の痛みについてはまだ彼と話していないが、調子は良かったように見えた」と続けた。(c)AFP/Emmeline MOORE