【11月26日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)の黄浦(Huangpu)税関は21日、複数の冷凍品密輸事件を連続して摘発し、密輸入の疑いのある冷凍品約700トンを押収、複数の冷凍品密輸集団を一網打尽にしたと明らかにした。

 同税関の水上緝私(海上密輸取り締まり)部門は、広州市や東莞市(Dongguan)などの水域で、密輸が疑われるコンテナ船や船舶番号のない鉄船など船舶8隻を相次いで摘発・押収。容疑者11人を逮捕し、米国やブラジル、アルゼンチンなど複数の国・地域で生産された冷凍品700トン余りを押収した。押収品にはブタの内臓や脚、ラムステーキ、牛の内臓、鶏の手羽や足などが含まれていたという。

 同案件は現在、さらなる捜査が進められている。(c)Xinhua News/AFPBB News