マンUが終了間際の失点でドロー、7分で3点奪い一時逆転も
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【11月25日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは24日、第13節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は7分間で3ゴールを奪いシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)に一時逆転したものの、試合終了間際にまさかの失点を喫し、試合は3-3のドローに終わった。
昇格組のシェフィールドに試合の大半で押されていたアウェーのユナイテッドは、前半にジョン・フレック(John Fleck)、後半にリース・ムセ(Lys Mousset)のゴールを許し、0-2とリードされた。
シェフィールドはハングリー精神を見せ、ピッチ全体でよりキレのあるプレーを披露していたが、72分に19歳のブランドン・ウィリアムズ(Brandon Williams)がトップチームでの初得点をマークし、ユナイテッドは突如として復調。するとユナイテッドは、18歳のメイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)が途中出場からすぐさま同点弾を挙げ、79分には好調のマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)がついに逆転ゴールを記録した。
しかし、それでもドラマは終わっておらず、90分にはボールをうまくコントロールしたシェフィールドのオリバー・マクバーニー(Oliver McBurnie)が同点弾をマーク。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によってハンドの確認が行われたが、結局ゴールは認められた。
この結果、ユナイテッドは4位チェルシー(Chelsea)と9ポイント差の9位に沈み、6位に浮上したシェフィールドにも1ポイント差をつけられている。
ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に「0-2とリードされたときは、全精力を注がなければならない。恐れをなくしてプレーし、ただ全力を尽くす必要がある」とコメントした。
「ゴールを決めた選手の平均年齢が20歳以下だったのは誇りに思う」「このような場所で逆転するのは簡単ではないから、若手選手にとっては素晴らしい機会になった」
さらにスールシャール監督は「複雑な心境」と話し、以下のように続けた。
「ハッピーな気持ちにはなれない。われわれは試合の大半で機能していなかったが、それをひっくり返して、自分たちに力があることを証明した。試合を通してそれをしなければならない。できることを知っているし、示す必要がある」 (c)AFP