【11月25日 AFP】19-20フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯(NHK Trophy 2019)は24日、札幌でエキシビションが行われ、出場選手が華麗な舞で魅了した。

 今大会の男子シングルでは、合計305.05点をマークした羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が4回目の優勝を果たし、12月に行われるGPファイナルの切符を獲得。フランスのケビン・エイモズ(Kevin Aymoz)が250.02点で2位、カナダのローマン・サドフスキー(Roman Sadovsky)が247.50点で3位に入った。

 女子シングルでは、16歳の新星アリョーナ・コストルナヤ(Alena Kostornaia、ロシア)が合計240.00点でNHK杯初制覇を果たし、前回女王の紀平梨花(Rika Kihira)は231.84点で2位となり、平昌冬季五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(Alina Zagitova、ロシア)はショートプログラム(SP)4位から巻き返し、217.99点で3位でのフィニッシュとなった。

 アイスダンスでは、フランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組が歴代最高となる226.61点を記録しNHK杯を初めて制した。ペアは世界王者、中国の隋文静(Wenjing Sui)/韓聰(Cong Han)組が226.96点で大差の優勝を果たした。(c)AFP