【11月23日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のデマーカス・カズンズ(DeMarcus Cousins)が、元交際相手を銃で撃つと脅した容疑での刑事告訴が取り下げられたことが、同選手の弁護人によって22日に明らかにされた。

 カズンズの弁護人はコメント文で、「デマーカス・カズンズ氏への刑事告訴が、すべて取り下げられたことを喜んでお知らせします」とすると、「不起訴処分となりました。カズンズ氏は、自分の人生とプロバスケットボール選手としてのキャリアを前に進めることを楽しみにしています」と述べた。

 芸能情報サイト「TMZ」では、カズンズと特定された男が、元交際相手のクリスティ・ウエスト(Christy West)さんとの間に生まれた息子を自分の結婚式に出席させることを拒否され、ウエストさんを脅している音声テープが公開された。

 これを受けて、米アラバマ州モービル(Mobile)の警察当局は、同選手の逮捕状を取っていた。

 一方、NBAはこの問題を調査すると発表していたが、カズンズがリーグの懲罰に直面するかどうかは明確にされなかった。

 29歳のカズンズは、7月6日にレイカーズと1年契約を結んだものの、プレシーズン中に左膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂し、2019-20シーズンは棒に振る見通しとなっている。(c)AFP