【11月23日 AFP】19-20フランス・リーグ1は22日、第14節の試合が行われ、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が負傷から復帰したパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は、2-0でリール(Lille OSC)を下した。

 昨季王者のPSGは17分、好調のマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)が公式戦ここ9試合で10点目となるゴールを決めて先制すると、31分にはアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が追加点を挙げた。

 最高の状態ではなかったものの、昨季2位だったリールを相手にしてトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督率いるPSGは十分な力を発揮。今季14節を終えて、24日に試合を残しているオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との勝ち点差を暫定で11に広げた。

 ネイマールはブラジル代表として出場したナイジェリア戦で負傷したため、その約一週間前に行われた10月5日の試合を最後に、PSGでのプレーはなかった。

 今週には男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2019)観戦のためにスペイン・マドリードまで赴いて指揮官の不興を買ったが、それでもこの試合では先発出場。今季クラブではわずか6戦目となったネイマールは65分までプレーし、ここ数日は体調不良に苦しんでいたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)と交代となった。

 トゥヘル監督はネイマールについて「6週間も戦列を離れていたから彼には多くの期待をかけていなかった。正確さや彼のいつものタイミングの感覚を欠いていたが、そういうものだ」とコメントしている。(c)AFP