【11月22日 Xinhua News】中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ、Xiaomi)の雷軍(Lei Jun)董事長兼最高経営責任者(CEO)は2019年世界第5世代移動通信システム(5G)大会で講演、インターネットの成長の方向は、5G+人工知能(AI)+モノのインターネット(IoT)で構成するスーパーIoTだと述べた。シャオミが北京市亦庄(Yizhuang)に建設した5G未来スマート工場は間もなく建設が完了し、12月末にも稼働すると明らかにした。中国証券報が伝えた。

 雷氏によると、工場はシャオミの旗艦スマホを開発・生産する実験工場で、第1期のスマホ生産能力は設計ベースで100万台。自動化ライン、5Gネットロボット、ビッグデータ、クラウドなどの技術を大規模に採用し、高い生産性を持つ。スマホ生産台数は自動的に1分間当たり60台でき、効率は従来工場の1.6倍以上になる。

 スマホ業界はすでに5Gに向け準備を整えている。シャオミは5Gスマホの開発・普及に注力し、2020年に少なくとも10機種の5Gスマホを発売する。2014年からIoT機器を展開し始め、現時点で、270社に投資しているという。(c)Xinhua News/AFPBB News