【11月22日 AFP】フランス中部サンマルタンラプレーヌ(Saint-Martin-la-Plaine)で1週間前に動物園からレッサーパンダ1匹が逃げ出し、園の職員らが捜索している。大雪が降った影響で倒れた樹木を利用し、枝から枝へと渡って囲いの外に出たとみられている。

 20日には、動物園から10キロほど離れた場所で車を運転中にレッサーパンダを見たとの情報が警察に寄せられたが、まだ発見できていない。

 逃げ出したのは3歳の雄のレッサーパンダ。動物園のピエール・ティビヨン(Pierre Thivillon)園長はAFPに、レッサーパンダが「降雪の被害に乗じた」と述べた。つがいの雌は、雄の後を追わなかった。(c)AFP