【11月22日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2019)は21日、スペイン・マドリードで決勝ラウンドが行われ、セルビアは第2試合でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が勝利するなどフランスに2勝1敗で勝利し、準々決勝進出を決めた。敗れたフランスは1次リーグ敗退となった。

 第1試合でフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic)がジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)との接戦を7-5、7-6 (7-5)でものにしたセルビアは、次戦でジョコビッチがブノワ・ペール(Benoit Paire)に6-3、6-3で勝利して8強入りを決めた。

 フランスは最終戦のダブルスでピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert)/ニコラ・マウー(Nicolas Mahut)組が6-4、6-4でヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic)/ヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki)組を下し一矢報いたが、シングルス2連敗の時点で各グループ2位の成績上位2チームに入れなかったため大会から姿を消した。

 大会第1シードのフランスの早期敗退はサプライズとなった。10度の大会制覇を誇るフランスは、前回大会では決勝でクロアチアに敗れて11度目の優勝を逃している。

 セルビアは22日の準々決勝でロシアと対戦する。(c)AFP