【11月21日 AFP】男子ゴルフ、世界ランキング1位のブルックス・ケプカ(Brooks Koepka)は20日、膝のけがを理由に第13回プレジデンツ・カップ(2019 The Presidents Cup)を欠場すると発表した。これを受け、米国選抜の主将タイガー・ウッズ(Tiger Woods)は、代替選手にリッキー・ファウラー(Rickie Fowler)を選出した。

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 ケプカはPGAツアーの公式サイトで「膝のけがを理由に、プレジデンツ・カップの米国選抜から外れたことを発表する」と記した。

「治療とリハビリを続けていたものの、現時点でプレーできる状態ではないと主将のタイガー・ウッズに伝えた。2019年大会の米国選抜に選ばれたことは非常に光栄であり、出場できないのは残念だ」

 フェデックス・カップ(FedEx Cup 2019)プレーオフ最終戦、ツアー選手権(TOUR Championship 2019)の後に左膝の幹細胞治療を受けていたケプカだが、その後に出場したCJカップ(The CJ Cup 2019)のカート道で足を滑らせてけがを悪化させ、この大会を途中棄権していた。

 ケプカによれば、ウッズとはそのときから頻繁に連絡を取り合っていたが、「回復にはさらなる時間」が必要であると今になって分かったという。

 ケプカの欠場を受け、ウッズはすぐさまファウラーを選んだ。ファウラーが同大会に出るのは今回が3回目で、米ニュージャージー州ジャージーシティー(Jersey City)のリバティ・ナショナル・ゴルフクラブ(Liberty National Golf Club)で行われた2年前の前回大会では3勝1分けと結果を残し、米国選抜の勝利に貢献した。

 アーニー・エルス(Ernie Els、南アフリカ)が主将を務める世界選抜と米国選抜が対戦する今年のプレジデンツ・カップは、オーストラリア・メルボルンのロイヤルメルボルンGC(Royal Melbourne Golf Club)で12月12日から15日にかけて開催される。(c)AFP