【11月21日 Xinhua News】世界一のインフラ大国である中国では、改革開放以来、投資が重要な役割を次々と果たし、産業構造の適正化・調整の推進に積極的な影響を及ぼしている。特に「中国共産党第18回全国代表大会(2012年11月)」以降、弱点分野への投資が急激に増えており、投資は供給構造の適正化、供給の質の向上などの面で引き続き重要な役割を果たしている。経済参考報が伝えた。

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 都市化の急速な推進につれ、中国の都市構造は改善し続け、集積効果が顕著に強まり、長江デルタ、珠江デルタ、京津冀(北京市・天津市・河北省)などの都市群を形成し、経済発展の重要なエンジンとして都市部のインフラおよび都市間交通網の大規模な成長をけん引している。

 国家統計局の最新データによると、今年第1~3四半期(1~9月)、中国インフラ投資(電力・暖房・ガスおよび水生産供給業を除く)は前年同期比4.5%増となり、うち、西部は前年同期比5.5%増と最も急速かつ大幅な伸びを示し、伸び率は0.3ポイント加速した。

 業界別では、インフラ13業界のうち、9業界の投資が1~8月をいくらか上回り、うち道路運輸業投資は7.9%増で伸び率は0.2ポイント拡大、公共施設管理業は0.9%増となり、マイナスからプラスに転じた。国家統計局投資司の彭永濤(Peng Yongtao)司長は「この2業界のインフラ投資全体に占める割合は約8割であり、インフラ投資の伸びを支える重要な要素となっている」と指摘した。

 注目に値するのは、インフラ投資が拡大し続けている点だ。今年の政府活動報告では、国家発展戦略をめぐり、鉄道で8000億元(1元=約16円)、道路・水運で1兆8000億元の投資、四川省(Sichuan)とチベット自治区(Tibet Autonomous Region)を結ぶ川蔵鉄道建設の加速、都市間交通、物流、民間・一般航空などのインフラ投資拡大を加速することだ。

 また、一連の重大地域発展戦略が着実に進むにつれ、新ラウンドの自由貿易試験区などの開放高地の建設を開始することから、中国インフラ市場がさらに加速し、より大きな市場が切り開かれるものとみられる。(c)Xinhua News/AFPBB News