【11月19日 CNS】中国・河南省(Henan)禹州市(Yuzhou)の大澗(DaJian)学校で発生した、7歳の女児の目の中に紙きれが差し込まれた事件で、加害児童が転校を余儀なくされた可能性があることが明らかになった。

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 禹州市が12日に発表した情報で振り返ると、事件が発生したのは9月28日、課外活動の時間に子ども同士で遊んでいたところ、児童の強君(仮名)と冬君(仮名)が女児の肘を押さえこみ、剛君(仮名)が女児の目の中に紙きれを差し込んだ。

 剛君の祖父は18日、剛君は事件発生後、学校から追い出されてしまったため、転校するしかないと話している。国慶節の休暇後、学校は授業を再開していたが、剛君は近くの別の学校に登校した。大澗学校は学費の一部を返還したが、正式な転校手続きはまだだという。

 大澗学校の王尚普(Wang Shangpu)校長は18日、剛君を学校から追い出したかどうかについて「現在まだ調査中で、取材は受けられない」とコメントした。(c)CNS/JCM/AFPBB News