【11月21日 CNS】中国・江西省(Jiangxi)吉安市(Ji'an)の花坑村(Huakeng)で12日、村人がガチョウにえさをやっていた。

 村人の名は鄭春生(Zheng Chunsheng)さん。小児まひで右足に障害が残り、できる労働に限りがある。また3人の子どもはみな学校に行っており、家庭の事情は非常に厳しかった。

 県や村の支援のもと、鄭さんは数年来、体に障害あれども志は高く、自身の実情を踏まえ、現地に適した方法で人に頼らず、ガチョウの養殖業を積極的に拡大してきた。

 毎年ガチョウを1万羽養殖し、年収は10万元(約155万円)に達するようになり、昔の貧乏な「困難家庭」から「ガチョウ司令官」に大変身、現地の「養殖業で貧乏脱出、富裕化」の典型的な人物となっている。(c)CNS/JCM/AFPBB News