【11月19日 AFP】タイでは、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(Pope Francis)の20日の訪問を前に、あちこちで歓迎の準備が進められている。

 首都バンコクのプラハルタイ修道院(Praharuthai Convent)では、10人あまりの修道女や裁縫師らが2か月にわたり、法王や同行する聖職者らのために、最高級の絹布を用いて200着を超える祭服を仕立てた。完成した最も重要な法王のための2着の祭服は、横に並べて誇らしげに飾られている。

 今回の大役に抜てきされたプラハルタイ修道院は、絹が有名な同国で、何世代にもわたりオーダーメードの祭服を仕立ててきた。

 法王はタイ国王や首相と面会し、二つのミサを司式する。その後来日し、東京、長崎、広島を訪れ、26日に日本を離れる予定。

 映像前半は法王の来訪に備えて祭服を仕立てた裁縫師ら、11日撮影。後半は法王の来訪に備えて校庭でリハーサルを行う生徒ら、13日撮影。(c)AFP/Joe FREEMAN