【11月20日 CNS】コスタ・クルーズ(Costa Cruises)の大型クルーズ船「コスタ・ネオロマンチカ」号は17日、正式に運営開始した「広州(Guangzhou)南沙国際クルーズ船ターミナル」を出港し、日本の八重山諸島へと向かった。

 ターミナルは広東省(Guangdong)自由貿易区南沙新区に位置し、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア、Guangdong-Hong Kong-Macau Greater Bay Area)の地理的中心にあり、岸壁の長さ1600メートル、10万総トンと22万5000総トンクラスの大型クルーズ船がそれぞれ2隻停泊できる計画だ。

 現在建設中の一期工程では、22万5000総トンと10万総トンクラスの大型クルーズ船がそれぞれ1隻停泊できる770メートルの長さの岸壁を造る。同時に建築面積6万平方メートルの総合ターミナルを建設し、世界最大の大型クルーズ船が停泊し、年間のべ75万人が利用可能となる。(c)CNS/JCM/AFPBB News