【11月19日 AFP】ラグビー南アフリカ代表が来年7月、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)の優勝後に行われる最初のテストマッチで、スコットランドと対戦する見通しであることが分かった。

 スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)側は、母国で行われる今回のシリーズの対戦相手を正式には発表していないが、ある情報筋はAFPの取材に対し「7月にスコットランドが来て2試合を行う」と明かした。

 南アフリカはスコットランドに通算22勝5敗と勝ち越しており、敵地エディンバラで1年前に行われた直近の試合も26-20で勝利している。

 この時期に南アフリカを訪れるチームは3試合を行うのが恒例となっているが、スコットランドは7月18日にダニーディン(Dunedin)でニュージーランドと対戦するため、今回は同4日と同11日の2試合になるという。

 今月行われたW杯決勝でイングランドを32-12で下したチームの人気に乗りたい南アフリカは、同18日に他のチームとのテストマッチを望んでいるとみられる。

 情報筋は「今、スプリングボクスは南アフリカのどんなスタジアムでも2試合連続で満席にする力がある。理想を言えば、シックスネーションズ(Six Nations Rugby)に参加する他のチームがいい」と続けた。

 シックスネーションズに出場する強豪チームはすべて、7月4日と11日に試合を予定しており、イングランドは日本と、ウェールズはニュージーランドと、アイルランドはオーストラリアと、フランスはアルゼンチンとそれぞれ対戦する。

 しかし、ビジターの4チームは同18日の対戦相手を発表していないため、このうち1チームが南アフリカで1試合を行う可能性がある。(c)AFP