【11月19日 AFP】2022年に行われるサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の組織委員会は18日、スイスに拠点を置くクルーズ会社MSCクルーズ(MSC Cruises)の2隻をドーハ港(Doha Port)に停泊させることで同社と合意したと発表した。

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 カタールW杯の組織委員会は、計4000の客室を誇るクルーズ船2隻が「(ドーハの)ウエストベイ(West Bay)の素晴らしい景色をファンに提供する」「ファンのためにクルーズ船をチャーターすることはカタールの宿泊設備戦略の一部」と発表した。

 また、イスラム教を国教とするカタールではアルコールが厳禁となっているが、英タブロイド紙は船上での飲酒が許可されると予測している。カタールは2022年11月21日から約1か月にわたる大会期間中におよそ150万人が同国を訪問すると推定している。(c)AFP