【11月18日 AFP】香港の高等法院(高裁)は18日、民主派の抗議デモ参加者に覆面を禁じる条例について、香港基本法(憲法に相当)に違反しているとの判断を示した。

 政府は10月、数か月続くデモの鎮静化を図り、デモ隊の覆面着用を禁止する緊急条例を施行していた。しかし、報道概要によると高等法院は、「香港政府が基本的人権に対して課した制限は、(中略)合理的に必要な範囲を超えており、(中略)従って、比例原則を満たしていない」と判断した。(c)AFP